ソーラーローン・一括払いと費用感
太陽光発電（ソーラーパネル）設置の決定版！本当に必要な３０の比較・原則

太陽光発電システムの設置検討の場合に必ず考えることの１つは、太陽光発電による節電分や余剰電力の売電分で、初期設置コストを何年で回収できるのかということです。

以前は元が取れるまでに15年から20年はかかると言われていましたが、各種補助金や余剰電力買取制度の設置で、現在は約10年ほどで元が取れる場合が増えてきています。

設置を検討する方も、10年で回収できると考えておられる方が圧倒的に多いようです。

回収期間10年を絶対条件として、太陽光発電の設置・設置っ費用を考える場合も、

• 「初期費用は多くても、より多く発電させて、費用対効果を重視する」
• 「発電量よりも、なるべく初期費用は抑えたい」

のどちらの方針で設置するかで大きく変わってきます。

特により多く発電するプランの場合もそうですが、初期費用を抑える場合も、利子がかかるソーラーローン（太陽光ローン）を利用するか、初期費用を一括払いするか、のどちらかによって費用回収計画も変わってきます。

現金一括払いが当然ベストですが、ソーラーローンを利用してより多く発電・売電する方がいいケースも少なくありません。

見積もり・設計を担当する施工業者からも、費用感・予算感について、
�@150万円以下
�A200万〜300万円
�B300万円以上
をヒアリングされることが多いので、設置方針と費用感感を事前に持っておくことがベターです。

太陽光発電の設置にあたり、自己資金でまかなうのか、ローンを利用するのか、よく検討しましょう。

太陽光発電の設置では、ソーラーローンが利用できます。
ソーラーローンは、銀行や信販会社が通常よりも金利を優遇してして融資を行っています。

ソーラーローンのメリットをあげると、以下の3つです。

• 最長15年のローンが可能で、他のローン商品と比べて低金利（長期プライムレート連動：約3%）
• 信販会社の他、メーカー、銀行などの窓口で様々な商品が用意されており、固定金利の商品もある
• 太陽光発電による経済メリットは、ローン終了後も続く

現金で一括払いすれば利息なしで設置可能ですが、低金利のためソーラーローンを検討する人も増えています。

ソーラーローン（太陽光ローン）の検討にあたり、月々のローン支払額を現在の毎月の電気代を目安に考えている方が多いようです。

ソーラーローン（太陽光ローン）は低金利ですが、当然金利は毎月費用としてかかりますので、余裕が出てきたら繰り上げ返済することも可能ですので、太陽光発電設置の際にソーラーローン（太陽光ローン）も１つの選択肢として考えましょう。

ソーラーローンを利用するには、自身で窓口に出向くか、施工業者での申込みも可能です。

施工業者経由で申込みする場合は、太陽光発電システムの契約した後に、ローン申込書を作成し、施工業者が提携する信販会社で受付をします。

ソーラーローン（太陽光ローン）の審査は、ローン会社によって多少異なりますが、勤続先・勤続年数・職種・年齢・年収や他ローン利用状況、過去の借入金返済状況など、他ローンと同様の項目で行われます。

ソーラーローン（太陽光ローン）は金額も住宅ローン等ほど高額でもなく、回収が見込みやすいため、過去に返済でトラブルがなかった場合は、審査もそれほど厳しくなく通るケースが大半です。

設置工事をして太陽光発電システムが完成してから、ソーラーローンの契約が行われ、融資が実行となります。