米IHSは、金額ベースの太陽光発電システム市場規模で、
2013年に日本が首位になるとの見通しを発表した。
2009~2012年に首位のドイツは3位に後退し、2位は中国となっている。
調査によると、2012年7月に始まった固定価格買い取り制度の影響で、
日本は2013年第1四半期に1.5GW相当の太陽光発電システムが導入された。
前年同期の0.4GWに対して大幅な伸びを示しており、この勢いは今後も続く見通しだという。
その結果、2013年の日本の金額ベースの市場規模は200億米ドルになるとした。
これは、2012年の110億米ドルに比べて182%の金額だ。
世界シェアは、2012年の14%から、2013年には24%に高まる。
日本が首位になる要因として、固定価格買い取り制度の他、日本での
太陽光発電システムの価格が高いことも金額ベースで首位になる要因と分析している。
日本は住宅など小規模施設の割合が高く、大規模施設の割合が高い他地域と比べ、
ワット単価が高くなる傾向にある
2013年の導入量ベースでは、1位中国、2位日本、3位ドイツとの見通しを示している
(日本経済新聞)