組み込みソフトウェア開発のユビキタスは、無線LAN経由で電力見える化をサポートする
Navi-Ene製品ラインアップとして、ECHONET Liteにも対応し、エアコンや冷蔵庫など、
壁コンセントを直接利用する家電製品の電力消費量が計測可能な
「Navi-Ene Plug(ナビエネプラグ)」と、分電盤の電力消費量が計測可能な
「Navi-Ene Master(ナビエネマスター)」を一般家庭向けに発売する。
*ECHONET Liteは、スマートハウス向けに創エネ、蓄エネ、省エネを実現する複数社の
製品間で相互接続を可能にする目的で、経済産業省がスマートメーターとHEMSを接続する
標準プロトコルとして認定した規格。
同社の従来製品「Navi-Ene Tap」は、無線LANを組み込んだ電源タップで、
電源タップだけでHEMSとして機能する製品。
タップの差し込み口ごとに消費電力を測定し、タップの内蔵機能を用いて無線LAN経由で
クラウドサービスにデータをアッププロードして宅外からでも消費電力を確認できる
Navi-Eneサービスも提供している。コンセントごとの電源オフ操作も可能。
今回、ECHONET Liteに対応した電力測定機器「Navi-Ene Plug」と、
分電盤の電力消費量を計測できる「Navi-Ene Master」を追加した。
ECONET Lite対応品を用いると、電源タップを使わず、エアコンや冷蔵庫など
直接壁面のコンセントに接続するような機器がNavi-Eneサービスの対象となる。
これらの機器は組み合わせてシステムとした方が効果を得やすいため、
同社はNavi-Ene PlugとNavi-Ene Master、ECHONET Lite対応のルータをセットにした
「Navi-Ene HEMSパック」を製品化した。個別の家電製品の台数に応じて
3種類のパックから選択可能で、3パック全て価格は105,000円(税込)。
パック1とパック2は2013年5月14日、パック3のみ2013年7月に販売を予定する。
ユビキタスは、電力見える化クラウドサービス「Navi-Ene(ナビエーネ)」も併せて
アップデートし、これら新製品に対応した本格的な宅内の電力見える化サービスを展開する。
(IT Media)