日本システムウエアは、家電製品を遠隔制御しエネルギーの効率化を図るHEMSソリューション
「ENESMA Home（エネスマホーム）」を６月より提供開始する。

東日本大震災以降、再生可能エネルギーの活用、省エネを実現するスマートハウスへの関心が
高まっているが、現状のスマートハウスでは異なる家電メーカーの機器同士で接続できない場合
もあり、相互接続における課題がある。

「ENESMA Home」は、日本システムウエア製タブレット型「スマートコントローラ」を
利用し、独自通信規格ECHONET Liteに対応するあらゆる家電メーカーの機器をつなぐことで、
リアルタイムにエネルギーの流れを把握してコントロールし、効率的な省エネをサポートする。
スマートフォンやタブレット端末にHEMSアプリケーションをインストールし、
スマートリモコンとして利用も可能。
今後は、日本システムウエア製のクラウドサービス「BlueSpider」と連携し、
外出先から自宅の家電を操作することも可能となる予定。

日本システムウエアは、2012年より工場向けエネルギー管理システム「ENESMA」を始め、
大規模工場への導入実績がある。将来的には、家庭用医療機器や健康サポート機器、
ホームシアターやデジタルオーディオ機器との連携、さらにはクラウドソリューションと連携
したお子様・お年寄りの位置情報把握などにより、サービスの拡充を目指す。
（日本システムウエア 広報）