見積・発電シミュレーション確認ポイント
太陽光発電（ソーラーパネル）設置の決定版！本当に必要な３０の比較・原則

現地調査の後、施工業者から発電シミュレーション・見積もりを正式に提案されます。

「発電シミュレーション」、「見積もり」、それぞれの比較検討のポイント・留意点を以下でみていきましょう。

発電シミュレーションでは、おおむね以下６項目がわかります。

• �@ 予測発電量
• �A 平均日射量
• �B 予測節約電気料金
• �C 石油削減効果
• �D 乗用車走行距離削減量換算
• �E 森林面積換算

�C〜�Eの環境貢献項目に加え、収益項目ある�A平均節約電気料金や余剰電力売電収益も算出されています。
特に着目しなければいけないのが、�@発電量、�A平均日射量、及び、どのメーカーの太陽光発電システムを何ｋW屋根にどのように配置しているかということです。

発電シミュレーションは、施工業者の提案力が大きく左右します。
太陽光モジュールを設置するのは南面がベストですが、南面に加え、北面以外でどれだけ多くのモジュールを載せられるのかが、大きなポイントです。

また、太陽光モジュールの物理的な大きさ・サイズはメーカーによって異なります。

あるメーカーでは２．７Ｋｗだが、別のメーカーでは４Ｋｗは配置できるといったことも起こります。
1社のメーカーしか取り扱いがない、特定メーカーの在庫を処分したいという施工業者の都合で、自宅にとって最適な提案になっていないケースです。

必ず複数のメーカー・施工業者で発電シミュレーションを比較検討しましょう。 　　　

見積書で特に注意すべき項目を７つあげていきます。

日付、会社名、担当者名が記載されているか

メーカー、Kw数、設置面、屋根材などの情報が間違っていないか。
屋根材などが間違っていると、施工費に影響が出てくることがあります。

太陽光モジュール、パワーコンディショナー、接続箱などのシステム構成に必要な機器の記載があるか。また、不要・不明な機器がはいっていないか？

実際に設置される機器の型番や数量が入っているか？
旧商品の型番になっていたり、型番を間違えていないか？

商品ごとの単価が記載されているか？（合計金額のみとなっていないか？）

「設置工事費」「電気工事費」「その他申請費」の工事費用内訳はどうなっているか？
足場設置などの追加工事費用が発生する場合もあるが、きちんとした工事をしてくれそうか？

見積もりの注意書きや保証・定期点検などについて明記されることがあるので、記載内容を確認しましょう。

「システム機器費用」「設置工事費用」「電気工事費用」「申請諸経費」以外に、予備部材や交通費などが記載されている場合は、必要性の有無を確認しましょう。

太陽光発電システムは長く使用するものであるため、初期設置費用やシミュレーションだけでなく、会社の信頼度（工事実績ほか）や設置後の保証や定期点検などのアフターサービスも十分に確認しましょう。

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