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シャープ、マンション手すりやカーテンウォールに最適なシースルー太陽電池5機種を発売

シャープは7月22日、開口率とモジュールサイズが異なるシースルー太陽電池モジュール5機種を発表した。薄膜太陽電池セルに細かなスリットを施すことで発電と採光を両立しており、黒を基調としたスタイリッシュな外観で、ガラス建材として活用できるという。発売日は7月31日。

通風部分を設けたマンションの手すり用として開発された「NA-B07A/B」は、従来機と比較して30%小型化と同時に耐静荷重性能が約1.9倍向上し、高層マンションへの設置も可能とのこと。

また、建築業界で採用例の多い柱間1200mmピッチに対応するため、複数のモジュールを接続する配線やサッシの幅を考慮して幅1150mmで設計された「NA-B11A/B」は、カーテンウォール用や天井に設置するトップライト用途に最適としている。

今回、発電量を優先する開口率410%タイプと、透過性を優先する開口率20%タイプをラインアップし、設置場所に合わせて選べるほか、サイズの異なるモジュールを組み合わせることで、さまざまな階高や間口に合わせて設置すること可能で、汎用性を高めている。

シャープは、住宅用や産業用の太陽光発電システムに加え、建材として活用できるシースルー太陽電池モジュールのラインアップを強化し、再生可能エネルギー・太陽光発電の更なる普及拡大に努めていくとしている。

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