中国のソーラーパネルメーカー、サンテック・パワー・ホールディングス は、
同国の銀行8行が同社ソーラー製造部門について裁判所での破産手続き
に基づく再編を求めていることを明らかにした。
再生エネルギー企業の破綻としては過去最大規模となる。
3月20日の発表によると、サンテックは江蘇省無錫市の裁判所に提出された
破産申請に反対はしない。同社は先週、5億4100万ドル(約517億円)相当の
社債についてデフォルト(債務不履行)通告を受けていた。
サンテックでは、裁判所での手続きにより、債務の再編、モジュールを生産する
傘下の無錫尚徳太陽能電力の再建が可能になるとしている。
(2013/3/20 Bloomberg)
【コメント】
世界No.1の生産量を誇っていた、中国の太陽光メーカーサンテックの破綻
は衝撃的でしたが、今回は子会社の破産であり、現時点ではサンテック
グループ本体の影響は限定的な様子です。今後の動向を注視しましょう。