パナソニック・エコソリューションズは、HEMSにつながる機器を2015年春までに、従来の16機種から最大で20機種に拡張すると発表した。
2012年10月に発売した「スマートHEMS」は、「AiSEG」とHEMS対応住宅分電盤「スマートコスモ」をプラットホームとし、エネルギーの見える化や機器の自動制御および遠隔制御を軸として、累計で5.5万台を販売している。
「スマートHEMSは、電力負荷の平準化やエコに貢献するエネルギー管理に加え、照明器具連携機能や空気環境機能を今回搭載する。これにより、生活空間の快適さをさらに向上させ、HEMSの早期普及拡大を図る。
今回の特徴は、以下の3点。
- 【業界初】配線器具(スイッチ)と連携し照明器具を操作。さらに目標値と連動し、自動減光で省エネに貢献
- 【業界初】天井埋込形空気清浄機と連携し、ハウスダスト、PM2.5 、ニオイなど空気環境情報をHEMSで管理。さらにIHクッキングヒーターと連携し、ニオイの拡散防止に貢献
- 3.お風呂やキッチンでもテレビの視聴・録画が可能な「住宅機器コントローラー」をHEMS対応モニターとしラインアップ
今後も「スマートHEMS」につながる機器を拡張し、エコで快適な生活を提供する「快適節電マネジメント」、快適な住空間を提供する「快適空間マネジメント」、さらには快適な日常生活を提供する「快適生活マネジメント」などを提案し、戸建住宅市場、集合住宅市場やスマートタウンにも対応できるようHEMSを進化させ、エネルギーマネジメント事業の普及拡大に取り組んでいきたいとしている。