日立コンシューマ・マーケティングは、 産業用太陽光発電システム低圧50kW未満クラスにおいて日立独自の安心保守メニュー 「20年長期保守サービスHi-Safe20」を、同社でシステム設計・施工した顧客向けに販売を開始したと発表した。
同メニューは、顧客の発電・稼働状況をネットワークで遠隔監視するとともに、同社サービス網と高品質製品を生かした「見守りサービス」「充実した保守」「長期保証・補償・保守」の3つのサービスによりで顧客の発電リスク・ロスを最小化する。
常時発電モニタリングで適正な発電量や、パワーコンディショナーの運転状態を365日遠隔監視し、異常検知時には全国のサービス拠点の保守員が駆けつけて素早く復旧対応する。ユーザーは突発的障害でも費用負担はなく、年1回発行される発電レポートで適正に発電しているか確認できる。
そのほか、4年ごとの定期点検(引渡し後1年・5年・9年・13年・17年の計5回)、20年発電補償、20年災害補償、20年パワーコンディショナー保守、20年周辺機器保証をラインナップする。
日立コンシューマ・マーケティングは同サービス開始を第一歩とし、顧客とのさらなる信頼関係を構築するため、今後は太陽光発電システムの保守にとどまらず、「建物まるごと」ワンストップサービスを中心として新環境事業を拡大し、付加価値の高い事業展開を推進するとしている。