積水ハウスは、10月より3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)自動連動のスマートハウス「グリーンファースト ハイブリッド」の3電池自動連動システムの蓄電池を、4.65kWh(リチウム蓄電池)、8.96kWh(高耐久鉛蓄電池)、9.3kWh(リチウム蓄電池)の3ラインナップとし、機能向上を図りながら容量の選択肢を拡充した。
2009年3月に発売した、安全・安心・快適で気密性・断熱性に優れた高品質な住宅に、太陽光発電システムや燃料電池を組み合わせた環境配慮型住宅「グリーンファースト」は、2013年10月現在では積水ハウスが発売する戸建住宅の84%を占めるに至っている
東日本大震災後の2011年には世界初の3電池(太陽電池・燃料電池・蓄電池)の連携制御が可能な先進のスマートハウスとして「グリーンファーストハイブリッド」の発売を開始し、受注実績も1年間で累計300棟(8月末時点318棟)に到達している。
「グリーンファースト ハイブリッド」は、非常時にも普段に近い生活を継続したいという顧客のニーズに応えるため、停電時には蓄電池からの電力供給に自動で切り替え、太陽電池による発電分も全量を利用可能として、より高いレベルの安全・安心な暮らしにこだっている点に特徴がある。
今回、「グリーンファーストハイブリッド」の非常時機能を制限してコストダウンを図ったLiBシステム(リチウム蓄電池)、及び、EV搭載蓄電池からの給電を可能にするV2Hシステムをラインナップに加え、非常時の暮らし方や蓄電池システム価格の選択肢を拡大した。