パナソニックESテクノストラクチャーは、軽量で耐震性にすぐれ、太陽光パネルを
屋根に穴をあけずに設置でき、小屋裏や太陽光パネルの温度上昇にも配慮した
「機能屋根システム」を開発した。
独自の耐震住宅工法「テクノストラクチャー」専用製品として、2013年6月1日より
テクノストラクチャー工法を採用する住宅会社にて発売を開始する。
太陽光パネルの取り付けでは、新開発の太陽光パネル固定金具により屋根に穴を開けずに
太陽光パネル(同社製HIT233・240シリーズが対象)の施工可能で、穴をあけないため、
施工による雨漏りの心配も払拭できる。
また、太陽光パネルの設置は、数年後に太陽光パネルの取り付けを希望される要望にも対応。
さらに、屋根の雨漏り保証は屋根施工完了後10年間で、太陽光パネルを途中で設置した後も
そのまま保証を継続する。
街並みとの調和では、太陽光発電が急速に普及し、特に屋根のデザイン性の景観への影響が
大きくなっていることを踏まえ、施主、住宅会社、屋根および太陽光発電施工店の意見をもとに
「これからの屋根に求められる価値」を研究して、景観を損なわない屋根材を開発した。
パナソニックESテクノストラクチャーは全国約400店以上の住宅会社から成る
パナソニックビルダーズグループを通じてパナソニック独自の耐震住宅工法・高品質部材
「テクノストラクチャー」を1995年より供給し、2013年3月に累計4万棟の販売を達成した。
「機能屋根システム」を搭載した住宅商品により、2015年度に
テクノストラクチャーの家5000棟、うち機能屋根システム採用商品1500棟を目指す。
品名 機能屋根システム
発売日 2013年6月1日
販売地域 北海道・沖縄・離島を除く全国のうち積雪100cm未満の地域
販売目標 500棟/年(2013年度)
特長
- 屋根に「穴を開けない」工法で、欲しいときに太陽光パネルの取り付け可能
- 屋根に風の通路を確保し、自然の力を生かした排熱を実現
- 街並みに美しく調和する表情豊かな屋根
(パナソニックプレスリリース)