サンテックパワーは、単結晶セルの発電効率と低照度での発電性能を大幅にアップした「STP285S-20/Wem」「STP225S-16/Tem」と、発電効率を向上させた多結晶セル搭載の「STP265-20/Wee+」「STP210-16/Tee+」を9月下旬に発売すると発表した。
同社は技術開発を強化しており、単結晶と多結晶ともに大幅に発電効率を高めることに成功し、単結晶太陽光発電モジュールの新商品「STP285S-20/Wem」は公称最大出力285Wで、先行モデルに対して出力で15W 、モジュール変換効率も17.5%(+0.9%)に向上しているだけでなく、朝夕や曇りなど低照度での発電性能も向上しているとのこと。
新たに住宅用に発売する多結晶太陽光発電モジュール「STP265-20/Wee+」は、従来の単結晶セルに対して遜色ないモジュール変換効率16.3%を達成し、組合せて設置効率を高める80%サイズの「STP225S-16/Tem」「STP210-16/Tee+」もラインナップする。
また、新太陽光発電モデルのほか、新築住宅向けに需要が拡大するリチウムイオン蓄電池ユニットとマルチストリングパワーステーションを組合せたハイブリッド蓄電システムを10月中旬に発売する。
ハイブリッド蓄電システム(蓄電容量5.6kWh)をサンテックブランドで発売し、蓄電池を含むシステムの全てを一括してご提供することで、販売や保証およびアフターサービスのスムーズな展開が可能とのこと。
同社は今後ますます多様化する日本の住宅市場に向けて、新築や既築それぞれに適したシステムをご提供できる商品群を揃えることで顧客のニーズに応えて、更なる販売拡大を目指していくとしている。