伊藤忠エネクスは、家庭用リチウムイオン蓄電システム「エネパワボS」の販売を開始し、
家庭用蓄電池の開発・販売に参入すると発表した。
「エネパワボS」は分電盤に接続する系統連系方式を採用しているため、停電が発生した際に、普段通り家中の電気製品を使えることが最大の特徴。太陽光発電システム、エネファームとも
連携し、日中は太陽光発電の余剰電力を売電、蓄電池に充電した夜間の割安な電気を日中に使用して電気代の削減も期待できる。(非常時のための最低電力容量も自由に設定可。)
また、蓄電容量は7.0kWhと大容量で、一般家庭の1日の消費電力を約6割カバーできる。
充放サイクルは1日1万回で、10年以上の長寿命の電池を採用している。
サイズは幅1,110mm・高さ96,5cm・奥行き43cmで、重さ250kg。
価格は工事費別で240万円で、一般家庭を対象とする販路に強い伊藤忠エネクスを通じ、
全国の伊藤忠エネクスホームライフ各社が販売する。