パナソニック 三菱電機 太陽光パネル新商品 東芝

東芝・パナソニック・三菱電機、6月に形状の異なる太陽光パネル新製品を相次いで発売

東芝は175Wと125Wの住宅用太陽光パネル2機種を18日に発売する。
寸法が違う2機種を加えて組み合わせパターンを増やし、
屋根に設置できるパネル枚数を増量する。
三菱電機パナソニックも6月、形状の異なるパネルの新製品を発売する。

各社ともパネルを屋根にできるだけ多く敷き詰めて発電量を増やす提案をし、
堅調な住宅用太陽光発電システムの需要を取り込む。

東芝は既存の200Wの太陽光パネルに2機種を追加する。
寸法は出力175Wのパネルが1154ミリ×983ミリメートル、125Wのパネルが838ミリ×983ミリメートル。
175Wと125W、125Wと200Wの組み合わせが可能。
例えば175Wのパネル16枚を置いてできた空きスペースに小型な125ワットを4枚設置すると全体の出力が18%増加する。

新2機種、既存の200Wのパネルともバックシートを黒色にしたフルブラック仕様なので屋根に置いても景観を損なわない。新、既存パネルとも太陽光パネルメーカーから調達する。東芝は米サンパワーから世界最高の変換効率を持つ25Wのパネルも調達して販売している。

三菱電機は長方形、台形など形状の異なる太陽光パネル「マルチルーフ」シリーズを展開。20日には全モデルで平均4%高出力化した新製品を発売する。パナソニックも27日、同社標準品の半分のパネルの新製品の受注を始める。シャープ、京セラもさまざまな形状を取り揃えている。

太陽光発電協会によると、2013年度の太陽電池の国内出荷量は前年度比2.7倍の380万kW。
住宅用は同55%増の186万kWに拡大した。
メガソーラーブームで非住宅用が急伸しているが、住宅用は今後も堅調に増え続ける見通し。
(朝日新聞)

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