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サンテックパワー、中堅の江蘇順風光電科技社の傘下で再建

中国の太陽光パネルメーカー、サンテックパワーホールディングスグループの日本法人である、サンテックパワージャパンは11月13日、中国の太陽光パネルメーカー、江蘇順風光電科技社から出資を受ける中国・無錫サンテックパワー社の子会社として、これまでと同様に、日本における太陽光発電システムの販売、保証、アフターサービスを継続すると発表した。

サンテックパワーホールディングス社を巡っては、2013年3月15日を期限とする5億4100万米ドルの転換社債の償還を延期したほか、サンテックパワーホールディングス社の子会社の無錫サンテックパワー社による会社更生法の申請が、3月21日に中国江蘇省無錫市の中級人民法院に受理されて以降、グループ全体の再建計画が検討されてきた。

11月12日に開かれた無錫サンテックパワー社の第2回債権者会議において、江蘇順風光電科技社からの出資の受け入れで合意。これにより、無錫市の中級人民法院の最終承認を経た後、無錫サンテックパワー社の再建は実質的に完了する。親会社だったサンテックパワーホールディングス社との資本関係は解消され、江蘇順風光電科技社からの出資によって、事業を継続していく。

また、サンテックパワーホールディングス社の子会社で、サンテックパワージャパンなどの親会社であるPower Solar System社から、サンテックパワージャパンなどの全株式が、無錫サンテックパワー社に譲渡された。これによって、サンテックパワージャパンは、無錫サンテックパワーの子会社として事業を継続する。

「サンテックパワー」ブランドは今後、無錫サンテックパワー社が保有し、太陽光パネルの生産や保証を継続する。サンテックパワーホールディングス社は、発電事業などに特化する。

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