点検口
屋根裏(天井点検口)や床下(床下点検口)などの配線や配管を見るための入口です。
比較的新しい家では、点検口が設置されていることが多いのですが、築年数の経過した家では点検口がない場合もあります。
住宅の維持管理において重要で、点検口があることで、経年変化による漏水事故などの防止や建物の傷み具合を定期的に点検することができます。
また、点検口の有無で、修繕の容易性やコストも変わります。
点検口が設置されている建物は、長期メンテナンスに優れた建物だといえます。
太陽光発電システムの設置の設置工事では、太陽光発電用ブレーカーからモニターや非常用電源のためのコンセントをケーブルでつなぐ必要があり、屋内配線工事を行うためにも点検口が必要になります。
また、太陽光発電システムの設置可否の判断の際に、天井点検口から屋根裏に入り、断熱材の有無と施工状態や雨漏り状態のチェックなどが行われます。