ルーフィング
ルーフィング(roofing)=屋根をふくこと。
フェルト(ヒツジやラクダなどの動物の毛を、薄く板状に圧縮して作るシート状製品)にアスファルトを浸透・被覆し、粘着防止のために雲母の細粉などを付着させた防水シート。
屋根葺(ふ)き下地などに用います。
ビルの屋上や家屋の屋根に敷いて、防水材とします。
日本の民間家屋では、大正時代に一般化し、1923年関東大震災の復興建築を機に広く利用されるようになりました。
屋根に使う場合は、上に瓦やスレートなどを敷くことが多いです。
また、アスファルトルーフィングの上に、アルミを蒸着した遮熱シートを敷いて屋根からの輻射熱を軽減するように施工されることも多いようです。