シャープは、公称最大出力220Wの住宅用単結晶太陽光パネルほか「BLACKSOLAR(ブラックソーラー)」4機種を6月30日に発売する。
今回、セルの受光面と裏面の双方で再結合を抑制する技術の進化を図ることで、モジュール変換効率19.1%を実現した。また、モジュール変換効率向上に加え、4種類の異なるサイズのモジュールを組み合わせて効率良く屋根にレイアウトする「ルーフィット設計」や、様々な大きさの屋根に対応できる「ワイドレンジパワーコンディショナ」など、同社が保有するエネルギーソリューションと組み合わせることにより、屋根形状にかかわりなく設置容量の最大化が図ることができる。
今回の新商品の特徴は以下の3点
- 業界トップクラスのモジュール変換効率19.1%を実現
- 様々な大きさ、形状の屋根で設置容量を最大化できる
- 太陽電池モジュールの品質を厳格に審査する“Quality Test Standard of SHARP”に適合
高品質な量産技術を確立した堺工場で生産した「BLACKSOLAR」は、ドイツ最大の電気・電子技術協会であるVDEから高く評価された同社独自の機能評価試験規格“Quality Test Standard of SHARP”に基づいて評価され、「BLACKSOLAR」は高変換効率で高品質な同社のフラッグシップモデルとなっている。
シャープは、太陽光発電システムの大容量化のニーズに対応し、今後も変換効率の向上とエネルギーソリューションの拡充を目指していくとしている。