保守点検

プラン、太陽電池モジュールの不良品を選別するマイクロクラック検査代行サービスを開始

株式会社プランは、太陽電池モジュールを購入・販売する企業などに代わり、ヒビや割れなどの不良品が混入していないか初期の段階で検査するマイクロクラック検査代行サービスを開始した。
 
マイクロクラック検査代行
 
マイクロクラックは、肉眼では確認できない小さなヒビ。
不良品混入の原因として、 ①一部の製品を検査するだけで全ての製品については検査を行っていない、②出力範囲内の製品はマイクロクラックが発生していても出荷されている、③輸送時の誤った取り扱い、などにより不良品の混入が発生している可能性があり、その状態で設置してしまうと10年又は20年以上にわたって安定的な発電量を維持することが難しい。

同社が2014年6月に独自にマイクロクラック検査を行ったところ、某海外メーカーでは22.4%のマイクロクラック発生による不良品を確認している。、検査を行った某海外メーカーだけでなく、別の海外メーカーの一部からも不良品の混入が報告されているとのこと。

同社のマイクロクラック検査代行サービスは、太陽電池に電流をかけると発光する現象を利用した不良検査を行う。購入されたモジュールを預かり、目視では確認できない微小のヒビを画像の明暗で表示し、国内自社工場で経験を積んだ専門スタッフによる厳しい検査で不良の選別を行い、マイクロクラックによるトラブルを事前に防止する。

メリットとして、海外製の低価格な製品を長期間安心して使用可能、良品だけを提供することによる顧客からの信頼度向上、不良品によるサービス対応などの経費削減を想定しており、価格は1ワット4円(税別)となっている。
 

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