PID現象



太陽光パネルの内部回路(セル)と接地されたフレームとの間に高電圧がかかった場合に生じる出力低下現象。

PID現象が発生する最大の条件は、高電圧と高温多湿の組み合わせとされています。

電圧が高いほどほど発電や送電の際のロスが少なくなり、全体の発電効率向上につながるため、特にメガソーラーでは多くの太陽光パネルを直列につなげるが、高電圧を生み出す場合、マイナス極に負荷が強くかかります。

その条件に、太陽光パネルが濡れて高温になったりした場合に、本来電流が流れるべきではない表面ガラスを通じてフレームからセルヘ漏れ電流が発生し、セルの損傷を引き起こし、その損傷度合いや期間によってセルが致命的な損傷を受けた場合に、大幅な出力低下につながるとされています。

住宅用の規模では問題ないとされるが、メガソーラーではPID現象による太陽光発電システム全体の出力低下率は10%〜30%に及ぶとの試算もあり、問題視されています。

発電効率とPID対策は二律背反の関係があり、両立させるのに高い技術力が求められます。

PID耐性を証明するものとして、IEC(国際電気標準会議)、フランホーファー研究機関、米国立再生可能エネルギー研究所などの第三者試験機関があり、それぞれに厳しい各種PID試験条件を課して検証しています。

第三者機関のPID認証を取得すれば、高品質・高信頼性の1つの証明となるため、東芝、パナソニック、シャープ、京セラ、長州産業などの国内メーカーの他、サンテック、カナディアンソーラー、Qセルズ、LG電子、インリーといった海外メーカーも認証を取得しています。






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