パナソニック パワーコンディショナー新商品

パナソニック、屋外用設置タイプで変換効率96%のパワーコンディショナーを発売

パナソニックは、住宅用途の太陽光発電システムの屋外用マルチストリング型パワーコンディショナ5.9kWタイプを2013年11月21日より発売する。複数の入力回路を持つマルチストリング型で、電力変換効率は業界トップクラスの96%を実現した。併せて、集中型 2.7kWタイプと4.0kWタイプも入力電圧範囲を拡大し、同時に発売する。

昨年7月に「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が開始されて以来、住宅の屋根スペースを無駄なく活用したいという要望がさらに高まっており、また全量買取の対象となる10kW以上50kW未満の低圧連系システムへの需要も急増し、住宅のほかにも、アパートなどの集合住宅や店舗、事業所などへの設置が増えている。

この高容量化の流れに合わせ、独自開発の高効率化技術によって屋外用マルチストリング型パワーコンディショナでは、定格出力を5.9kWとし、業界トップクラスの変換効率を実現した。奥行き167mmの薄型で、屋内に設置スペースの無い建物においても、外壁などに設置が可能。

回路ごとにモジュールの枚数をそろえる必要が無いマルチストリング型で、クラス最大の5回路を搭載するため、標準サイズモジュールとハーフタイプの組み合わせなど、さまざまなモジュール構成に対応で、発電特性に優れる自社の太陽光パネル「HITシリーズ」と組み合わせなどで、高い年間発電量を可能にする。

パナソニックは、販売目標を年間1万5000台としている。

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