東京都は、スマートエネルギー都市の実現に向け、家庭や企業でのエネルギー利用の効率化・最適化に資する取組みを進めている。より一層低炭素や省エネの推進に向けて、今年度から新たに以下の３つの補助事業を開始すると発表した。

 

1. 【家庭向け補助】マンション向けエネルギー管理システム（MEMS）の導入支援

エネルギーマネジメントシステムを提供する事業者（MEMSアグリゲータ）のサービスを受けること、国の補助を受けることを条件として、MEMSの導入を支援する補助事業である。
対象者は、都内の集合住宅に補助対象設備を導入する集合住宅の管理組合、または所有者全員で、MEMS導入に要する経費の2分の1（国の補助を含めた上限）を支援する。
申請期間は平成26年度から平成30年度まで。

 

2. 【事業所向け補助】中小医療・福祉施設向けの創エネ機器等の導入支援

中小医療・福祉施設に対して、ESCO事業者を活用した電気と熱のエネルギーマネジメント
を実施すること等を条件に、創エネ機器等の事業所への導入を支援する。
申請期間は平成26年度から平成30年度まで。

 

 

3. 【事業所向け補助】中小事業者向けの次世代自動車等の購入に対する支援

中小事業者、個人事業者に対して、エネルギーマネジメントに資する外部給電可能な次世代自動車（電気自動車・プラグインハイブリッド自動車等）の購入を支援する。

 
申請期間は平成27年3月13日までとなっている。