京セラは、住宅用太陽光発電システムの出力低下や、故障・自然災害による破損を修理する新しい保証サービスを開始した。一定以上出力が低下した太陽光パネルを交換する保証期間を従来比2倍の20年、機器の故障と自然災害による破損への対応はそれぞれ従来の10年から15年にそれぞれ延長している。

従来の10年の無償保証は継続する一方で、有償のオプションサービスとして、今回の「トリプル保証」の提供を始めた。料金はシステムの発電出力によって異なり、住宅の屋根に多い出力4～4.9kWのシステムで37,740円。保証期間内は追加料金なしで何度でも修理や交換に応じる。

出力保証は、公称最大出力に対して設置後10年までが81％、20年までは72％まで。それぞれの数値よりも出力の低下がある場合に太陽光パネルを交換する。故障は太陽光パネル、架台、パワーコンディショナーなどの周辺機器が対象で期間は15年。自然災害は台風や落雷、火災、洪水を想定し、期間は15年となっている。